情報セキュリティマネジメント試験に合格 【難易度や勉強時間を教えます】
2019年の秋(令和元年度秋季)に、情報セキュリティマネジメント試験に合格しました。
そこで、合格までのプロセスなどをまとめていきたいと思います。
情報セキュリティマネジメント試験とは
情報セキュリティマネジメント試験とは、「IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」が行っている、資格試験となります。合格することで、情報セキュリティマネジメントの国家資格を得ることができます。
IPAから見る、情報セキュリティマネジメント試験の位置づけとしては、「情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルと認定する試験」とされています。
情報セキュリティマネジメントの難易度
レベルについては、2とされておりそこまで難しい評価はされていません。
また、IT技術者というよりはIT運用する人向けの資格と言われています。
PCやインターネットが当たり前の時代ですから、企業に一人は、最低限このレベルの人間が必要な時代だと思います。
情報セキュリティマネジメントの合格率
合格率について、直近の令和元年度秋季は、47.0%でした。
開始当初の平成28年度春期の合格率は88.0%で、年々難易度の調整が入り、合格率は50%前後で落ち着いてきているように見えます。
情報セキュリティマネジメント試験の試験内容
情報セキュリティマネジメントの試験内容ですが、午前90分、午後90分の2部構成となっています。
午前の試験については、50問で各2点、30問正解で60点が合格点になっています。午前の試験についてはすべて4択となります。
午後の試験は、大問題が3問、各34点で、基本的には、合計102点中(最高点は100点と表記)、60点が合格となります。基本的にはと書いたのは、あまりにも合格率が低かった場合に、調整が入りました。※ 令和元年度秋季
情報セキュリティマネジメント試験の試験日程
情報セキュリティマネジメント試験は、年二回実施されます。
春季試験は4月の第三日曜日。秋季試験は10月の第三日曜日となります。
受験料は、5,700円となります。
合格するまでの勉強時間について
ここで、私の場合の勉強時間、勉強期間をお伝えします。
3か月前に、参考書(用語解説が主の参考書)を1冊買い、パラパラ流し見を寝る前に1か月行いました。2日に1回、30分程度でしたので、7時間半程度でしょうか。
2か月前から、1か月は、過去問道場(午前試験の過去問が対象)というサイトと出会い、2日に1回、1時間程度のペースで過去問を解いていました。過去問を解き、間違っていても合っていても、参考書と照らし合わせて、関連語句を理解していました。ここまでで、7時間半+15時間=22時間程度です。午後の勉強はまだしていません。
残り1か月、午前と午後の過去問を対象とした参考書を購入します。過去問道場の日と、参考書を使った午後の過去問を解く日を交互に繰り返し、それぞれ1日1時間程度勉強しました。3日に1日は休んでいましたので計20時間程度といったところでしょうか。
トータル勉強時間は、 7時間半+15時間 +20時間=42時間程度。3か月前からの勉強で十分だと思います。
合格するためのコツ
合格するためのコツですが、はっきりしています。
午前は過去問をひたすら解くだけで合格します。丸暗記すれば60%は間違いなく取れるからです。ちなみに、ケアレスミスが2問あった私ですが、それでも80%取れました。
午後については、文章を正確に早く読む力が試されます。 令和元年度秋季試験が、特にそうだったのですが、国語の試験かと思うほど、文章が長い時があります。ですので、普段から活字を読む練習をすることが大事かと思います。セキュリティの知識については、ほどほどで良い印象です。 ※令和元年度秋季試験は、文章を長くしすぎたため、あまりにも合格者が低かったため、合格点が下げられました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
これからの時代、情報と仲良くすることはさけられません。また、そういう時代だからこそ、情報を悪用する人間も多く出てきますので、ある程度のセキュリティ知識をもつことが必要と感じます。
この記事で興味を持った方は、資格試験としては受験料も安い方ですので、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか?
私の記事から、一人でも幸せになれる人がいればいいなと思っております。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
人生がより、楽しくなりますように。それでは!