仕事を辞めたいと思うけど甘えかと不安になる人へ
私は、3回転職しているのですが、1回目の離職の際に、自分が辞めたいと言っているのは「甘え」なのではと、思うことがありました。しかし、その「甘え」というワードに引っかかって辞めなかった結果、身体と精神を壊しました。
そんな方を増やしたくないんです、本当に。一度、精神を壊すと、身体も弱くなってしまいます。ですので、我慢し続けることだけには気を付けてください。
これって甘えかな?と思うこと
甘えか甘えじゃないかを簡単に分けてみました。まずは、この箇条書きのリストで、一般的な感覚はどうかを参考にしてみてください。
【甘え】
- 朝起きれない(早く寝る努力なし)
- ミスして怒られた
- 疲れるから(過度な残業なし)
- 仕事したくない、だるい
- 責任があることをしたくない
【甘えではない】
- サービス残業や理不尽なルールがある
- 残業、休日出勤が36協定ギリギリまで強制される
- パワハラが日常的に行われている
- 自己成長ができない環境
甘えと見なされたくないなら理由を明確にすること
甘えと見なされたくないならば、理由を明確にすることが大事。後ろめたさが無ければ、これで辞めるのは甘えかななんていう気持ちにはならないものです。ここにいられない理由というのは必ずあるはずです。その理由が、親、友人に言えるような内容であれば絶対に甘えではないです。親、友人の反応はどうであれ、言えるようなものかが大事です。
なんとなく辞めたい=甘えと言われても仕方がないのかもしれません。
私の場合は、36協定ギリギリの時間までの残業強制 かつ アウトソーシングがメインという業務形態と知ったため、将来性も感じず、身体・精神が半壊したところで辞めることを決断しました。確かに、親に相談したらば、もう少し頑張れと言われました。しかし、頑張りすぎることもよくないと壊してから知ります。親も現場の状況を全てわかるわけではありませんから、なるべく長く勤めてからという思いもあってそういうアドバイスをすることもあります。でも、壊すと本当に復帰が遠のくし再発もしやすいので、無理だけはしないでください!
人の目は気にしなくていい!
辞めたら会社の人にどう見られるんだろう、周りからはどう見られるんだろう、無職ってどう見られるんだろうと思うこともあるかもしれませんが、辞めるというのも立派な決断です。もちろん、辞めたい理由が明確かつ正当な理由であればですがね。私も、この感情が邪魔をして、決断が遅れました。会社の人なんて、二度と合わないでしょうし、周りからどう見られるか心配であれば、次の仕事を全力を見つけたらいい話です。
お金の不安、再就職の不安
まずお金の不安ですが、失業手当について調べてみてください。失業手当は働いた期間や、収入などによっていくらもらえるかは変わってきますので、ハローワークに相談に行くのが100点の確認方法になります。googleで調べても、おおまかなことは分かります。
次の就職先への不安についてですが、先回ってハローワークやマイナビ等に登録をして、次のあてを見つけておくことをオススメします。決めてから辞めるまでしなくていいと思います。どういった、転職先があるのかを把握しておくことが大事と考えます。
損をしない辞め方について
まずは、社内規定に沿って辞める日から何日前までに退職願を出しましょう。そして、有給休暇を全て使いましょう。私が辞める際に、有給休暇は使えないよと言ってきた上司が居ました。であれば、労働基準監督署に相談しますと言った途端、使っていいと言い始めました。辞めることを決断してよかったと思った瞬間ですが、こういう会社があるということだけ知っておいてくださいね。
残業時間が多いために辞めるということであれば、会社都合退職にできる場合がある。会社都合退職になれば、失業手当にも有利に働きますし、再就職の際にも自己都合ではないと言えるため少しだけ有利に働きますので、頭の片隅にでも置いておいてください。私はこの方法で、会社都合退職となりました。
まとめ
- 甘えかどうかを少しだけ考える
- 正当な強い理由があるならば甘えではない
- 強い理由があれば人の目は気にならない
- お金の不安=失業手当を調べよう
- 転職の不安=ハローワークやマイナビ等にとりあえず登録して見てみる
- 損をしない辞め方を覚えておく
私は、身体を壊してしまったことがありますが、今では満足する会社へ再就職できています。身体を壊しての退職、リーマンショックでの退職などありましたが、転々としながらもスキルを磨いていれば、いつかは理想の会社へたどり着くはずです。
私が一番言いたいこと、それは、
身体と精神を大切に!!!
につきます。これを基準に、決断してみてください。
辞めることは、立派な決断です。